aw supraydrop

今作の新しい要素サプライドロップですが、色々付加効果は付いていてもどれがどういう効果になるのか不明瞭(前々から武器の説明欄は当てにならないけれど)。

というわけである程度確定しているサプライドロップ武器の変化とかの話。

武器ステータスについて

武器の強さは威力と発射レートと射程距離、そしてリコイル特性で決まります。

aw weapon status
これはかなり適当な数値なのであてにしてはいけません。明らかに食い違う部分が多々あるので、何が変化しているのか程度の参考に留めておきましょう。

スナイパーライフルを除く全ての武器には威力減衰が存在します。武器のステータスはBO2と同じシステムを使用しているようなので、ゴーストのようになだらかな威力減衰では無く、ある一定の距離からかくっと威力が下がるようです。

AW AR Damage Graph

ARの場合はこんな感じ。 一番射程が短いIMRが20mで威力が最低まで下がり、一番射程が長いARX-160が55mで威力が最低までダウンします。見切れてますけど、100m以降もずっと同じと考えてください。

この場では、便宜的に威力減衰がない状態でのレンジを近距離、威力減衰しきっている状態でのレンジを遠距離、減衰が多少掛かっている状態を中距離と呼んでおきます。なので、本文中で同じ近距離と表現していても、ショットガンの近距離とライトマシンガンの近距離では全然距離が違います。

ダメージ

武器の持つ弾丸一発毎の威力が変化します。武器によって体感効果のあるもの、ないもの差がありますが、中遠距離での変化が大半なのでアサルトライフルにとっては重要な要素になることが多いです。

基本の変化

遠距離の威力が僅かに上昇する
↑↑ 中距離、遠距離の威力が上昇する
↑↑↑ 全距離での威力が上昇する。特に遠距離での変化が劇的。
遠距離での威力が僅かに減少する
↓↓ 中距離、遠距離の威力が減少する

なんで基本と付けたかというと、威力が100を超えるはずのスナイパーライフルが全身一撃じゃないとか、Bal-27が弱体化したときのパッチで明らかな例外が出てきたため。ちょっと開発側が右往左往しているみたい……。

威力一段階アップだと効果のある銃とない銃があります。例えばHBRa3は威力一段階アップのAverage Joeで全距離4発になりますが、SN6の威力が一段階上がったHummerとかだと致死必要弾数に変化無し。要するに体感差なしということです。

むしろSN6の場合、威力が一段階下がっても必要な弾数が同じになるので、威力が下がってレートが上がるCycledとかの方が強いです。一概に威力が下がっているからと言って、明確に弱くなるとは限らない訳です。

ただし威力が二段階下がってる銃は影響が中距離まで及んで、大抵ヤバイことになっているので、使わない方が吉。まず全距離で必要弾数が一発ずつ増えると思ってください。産廃化します。

精度

発砲時のリコイルに影響します。アップしてもあまりありがたくない。逆に一段階なら差し出しても構わないステータスですが、二段階となるとぶれがヤバイです。

同じに段階の変化でもグリップとは内部処理が違うので注意。精度二段階減少のサプライ武器に、精度二段階上昇のフォアグリップを付けても、大抵グリップの効果が負けます。

そもそもグリップには一発撃つ毎の縦反動を抑制する効果しかないので、横反動が強い武器や発射レートの高い武器にはあまり効果がありません。反対に精度変化のサプライ武器には全体的な反動抑制効果があるようなので、横反動も減少してます。

またデフォルトのサイト、スコープで手ぶれの発生する銃は手ぶれの酷さも変化します

RW1 Rail Driver
RW1 RailDriver(威力三段上昇、精度三段低下)などぱっと見は変化無いように見えますが、RW1スコープを付けるとその差は一目瞭然。

Atlas 20mm Snapper
Atlas 20mm Snapper(レート三段上昇、精度三段階低下)とかぶれが酷すぎて息止め無しに狙えません。

遠距離での集弾性に関わるので、殆どの武器で重要ですが、プラスされる能力次第では一段階くらいなら捨てても構わない気がします。特に手ぶれが発生しないアサルトライフルなどでは、威力プラスの引き替えに差し出すに考慮すべきステータスですね。

レート

武器の発射レート、つまり連射力が変化します。およそ一段階に付き5パーセント程度の変化が付きます。二段階目のものは10パーセントの影響を受けている……と思う。全ての武器で調べた訳ではないのですが、おそらくは共通しているはず。

全距離における武器の火力と密接に関係しているので、これが2ランクダウンしている武器は体感できるレベルでキルタイムが悪化します。

レートが下がっている武器は基本的に使わないのが正しい。逆に上昇している武器は基本的に強くなっているのだが、Tac12など発射レートが極めて遅い武器のレートが一段階向上しても誤差レベルの差しかでない。

Tac-19 Bang Stic
Tac19(82rpm:0.73s毎に一発) → Tac19 Bang Stick(86rpm:0.7sに一発) 

その差、0.03s、たったの2フレームである。これで射程が二段階下がるってのは冗談きついですね……。

MORS The Doctor
MORS(46rpm:1.31sに一発) → MORS The Doctor(50rpm:1.2s毎に一発)
MORS(同上) → MORS SilverBullet(41rpm:1.4s毎に一発)

上昇と下降、二段階変化のMORSエリート。10パーセント程度のレート変化でDoctorが0.1s程度の短縮。一方、SilverBulletは0.1s程度の悪化。これが大きいと見るか、小さいと見るかは人それぞれですが、スナの威力向上には殆ど意味が無いので、The Doctorの方が強いって事ですかね。

次回に続きます(グラフの作成に手間取った……)

後編