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前回からの続きで、今回はより遠距離での戦闘にシフトしたバリアント達を紹介、考察したいと思います。

ASM1の遠距離型バリアント

近距離型とは逆に、より遠くの敵とも戦えるようになったバリアント達です。ASM1は元からある程度の距離まで戦えるサブマシンガンでしたが、これらバリアントの性能はよりアサルトライフルのそれに近くなっています。

バリアント一覧

今回取り扱うバリアントは、

  • ASM1 Magnitude(射程↑↑、操作性↓、機動性↓)
  • ASM1 Riggor(精度↑↑、操作性↓↓)
  • ASM1 Competence(威力↑、操作性↑、精度↓、射程↓)
  • ASM1 Strider(威力↑、射程↑↑、精度↓↓↓)

今回取り扱うバリアントの発射レートは全て通常バリアントと同じ、857-680RPMです。初弾から8発で沈めるために、きっちりADSして狙っていきましょう。

キルタイムは以下の様に。

ASM1 TTK1
ASM1遠距離型バリアントのキルタイム一覧(縦:時間、横:距離)

必要弾数減のついていないMagnitude、Riggorが最終的には劣りますが、集弾性の問題もあるので、一概にどれが強いとは言い切れない状況ですね。

Magnitude

ASM1 Magnitude

Magnitudeは先にも上げたマークスマンの優良バリアント。射程距離が二段階伸びたことによって、大幅なポテンシャルアップを遂げています。その反面、ADS速度及び、腰だめ精度がダウンしており、若干アサルトライフルに寄ったバリアントと言えるでしょう。近距離の戦闘力は僅かに低下しましたが、キルタイム自体は変化せず、それどころか三発距離が伸びた事による恩恵が大きいです。

アドバンスドライフリングで射程距離を更に伸ばし、クイックドローで覗き込み速度の低下をカバーするのがお勧め。初弾から8発の高速レート部分を有効活用するためには、きっちり覗いて撃つのが一番です。

Rigor

精度二段階の向上によりさらなる集弾性を得たバリアントです。替わりに腰だめ精度を低下させていますが、素晴らしい低反動ぶりで遠距離の敵もバリバリ倒せます。ASM1のキルタイムは遠距離でも比較的優秀で、Ameliなどの一部武器を覗けば大抵の相手と互角に撃ち合えるでしょう。Magnitude同様にアサルトライフル寄りになったバリアントですが、やはり高い汎用性を持っており、威力減衰こ強いものの、Magnitude以上にロングレンジ向けなバリアントです。

今だ未入手なので、カスタマイズまでは測りかねますが、クイックドローは鉄板として、アドバンスドライフリング、拡張マガジン辺りが良さそうです。グリップを付けると更に集弾性が上がりますが、そこまでする必要はあるのか疑問です。

Competence

ASM1 Competence

Rigorと同じプロフェッショナル枠に属するやはり強力なバリアントです。上二つ同様にアサルトライフルよりなったバリアントですが、ステータス変化がシナジーを形成して、中々纏まった武器に仕上がっています。威力上昇によって、マイナス要素の射程の低下は打ち消せるため、僅かな反動増加だけで、遠距離のキルタイムが向上しています。Rigor程劇的な変化はありませんが、腰だめ精度も僅かに上昇しているので、近距離も少し強くなっているというのが違う点。総合力ではピカイチかもしれません。

お勧めのアタッチメントは反動増加をカバーするためのグリップと、覗き込みが速くなるクイックドローです。12.5メートルからずっと5発キルになるため、サプレッサーとの相性も悪くありません。

Strider

ASM1 Strider

エリート武器の片割れで、CompetenceとMagnitudeを足した様なバリアントです。威力上昇が付いていて一見強そうですが、Competenceとは反対にレンジ上昇が付いており、ディスシナジーを形成しているのが残念な要素。12.5メートル以遠はずっと5発キルになるので、いまさら射程距離を伸ばされても意味がありません。また三段階の反動増加がかなり痛く、遠距離の集弾性が著しく悪化しています。三発キルの距離を2メートル伸ばすために反動が大幅に増加したCompetenceと考えると、プロフェッショナルのCompetenceよりむしろ弱くなっている気がします。

取り敢えずグリップを付ければ多少マシにはなりますが、総じてハズレエリートといった印象です。Competenceが強いだけなのかもしれませんが。

まとめ

元々汎用性の高かったASM1の汎用性を更に高めているため、非常に使いやすいバリアントが揃っています。立ち回りの要求が軽めで、スコアストリークを伸ばしやすいというのも大きな利点でしょう。人によってはというより、過半数の人はSpeakeasyより、これら遠距離型に属するバリアントの方が使いやすく感じるのではないでしょうか。

個人的にもMagnitude、Rigor、Competenceの三つはSpeakeasyに勝るとも劣らない完成度とポテンシャルを持っていると思います。どれも強力なバリアントですが、集弾性ならRigor、射程ならManitude、キルタイムならCompetenceと、どれも持ち味が違うので自分に合ったバリアントを使うのが一番でしょう。

Striderは残念バリアントです。エリートのくせにCompetenceの下位互換に近く、これを使うメリットは殆どありません。

バリアント総まとめ

近距離での戦いを志向するなら、Speakeasyこそベストバリアントですが、中距離からの戦いを主体とし、安定してスコアストリークを伸ばしたいのなら、他の遠距離型バリアントがベストになります。遠距離型のバリアントはどれも甲乙付けがたく、本当に優秀なバリアントが揃っています。

Striderのような残念エリートこそ存在しますが、ASM1ほど優秀なバリアントが揃っている武器は他に例がありません。元のポテンシャルが高い以上に、バリアントが揃っている層の厚さこそASM1が強武器たる由縁なのかもしれません。碌なバリアントが無い連中に少し分けてやれと思わなくも無いですが、どんな武器が当たっても嬉しいというのは、ASM1の中に限っていうのなら中々バランスが取れている良調整なのかもしれません。

プロフェッショナル以上のバリアントはどれも埋没しておらず(Striderはネタ枠)、サプライドロップというシステムを一番表現できている武器と言えそうです。