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Cod:AWのサブマシンガンでは強くもなく、弱くもなく。強さで持ち上げるにしては中途半端で、弱さでネタにするにはネタが無い。そんなSN6について。

SN6の特徴

  • 近距離三発キルがない(威力:33-22-18)
  • 初弾から4発が高レート(1090RPM)
  • 以降が低レート(780RPM)

可変レートであることを除けば、非常にオーソドックスな武器です。やたら個性派が揃っているAWの武器ではわりと地味。こいつ自身は殆ど強化されていませんが、ライバルのASM1が度々弱体化してきたので、割と戦えるようになった感じ。

初弾から四発の発射レートが1090RPMと高く、その部分だけならSAC3と発射レートが同じです。五発目からは発射レートが落ち込みますが、780RPMというのは初期武器のKF5と同じ。ベースの威力設定も同じなので、高威力弾がなくなった代わりに、高レート部分が付いたKF5とも言えます(中威力の射程が大分違いますが……)。

aw smg1 ttk

近距離のキルタイムはASM1に肉薄していますが、八発中三発でキルが取れるASM1と違って、SN6は四発中四発当てないといけません。どうやっても安定感に欠けるので、近距離の強さではASM1に及びません。

一方、中距離以遠ではKF5の高威力弾、低威力弾の間くらいのキルタイムを持ちます。間にリロードを挟まなくても高威力で撃ち直せるので、まぁ順当なステータスと言えます。ただ少し長い目に指切りを挟まないといけないので、強引に打ち切った方が良いときもあります。中距離以遠の敵に対して、タップするか、フルオートでごり押しするかを使い分ける必要があります。

また、威力減衰がかなり急なので、少しの距離でキルタイムが大きく変化します。間合いの取り方がかなり重要になりそうです。

SN6のバリアント

SN6はバリアントによって結構性能差があるので、同じ武器でも得意な交戦距離が結構違います。バリアント毎に、多少なりと立ち回りを変える必要があります。以下、今回考察に柄うバリアント達です。

  • The Third(エリート、ダメージ+1、射程+2、機動性-3)
  • Money(エリート、所持弾数増化、精度+1、射程+1、操縦性-1、機動性-2)
  • Executioner(プロフェッショナル、ダメージ+1、操縦性+1、射程-2)
  • K(プロフェッショナル、フォアグリップ標準装備、レート+1、ダメージ-2)
  • Cycled(エンリステッド、レート+1、ダメージ-1)
  • Hammer(エンリステッド、ダメージ+1、装弾数-4)
  • Magistrate(マークスマン、精度+1、射程+1、操縦性-1、機動性-1)

確武器の発射レートは以下の様になります。

aw sn6 rate

レートが一段階増加したCycled及び、Kはレートが通常通りのバリアントにラピッドファイアを付けたときと同じ発射レートを持ちます。これらにラピファを付けると1090RPMの固定レートになります。

The Third(エリート)

木製の銃身を持つ洒落たエリートバリアント。木製というとAK12 FingerTrapの悪夢が想起されますが、こいつに関しては別物です。ADS速度がアサルトライフルより遅くなっていますが、代わりに遠距離の戦闘能力が大幅に増強されています。SN6はもともと腰だめ精度がいいので、15メートル位までは問題なく戦えますし、クイックドローを使えば欠点をカバー出来ます。アドバンスドライフリングとの相性もある一点を除けば良好と言えるので、アタッチメント枠はこれら二つで鉄板だと思います。他武器で言うところのASM1 Magnitudeに相当する強力なバリアントと言えるでしょう。

ただ問題を挙げるとすれば、ダメージの増化と射程の増加がディスシナジーを形成していることです。アドバンスドライフリングの射程伸張も同じで、The Thirdは中威力と低威力のキル必要弾数が変わらないため、中威力の射程増加がほぼ無意味になっています。高威力の射程距離が伸びるだけでも十分強いことはASM1が証明していますが、やや勿体ないという印象があります。

Money(エリート)

金、金言うじゃなねぇよ、ガキのくせによぉオオ by.KBTIT

金の力にものを言わせたくっそきたないバリアントである。弾代を節約する必要が無いのか、所持弾数が増えている。弾がないので武器を配備できなかった旧日本軍にちょっと分けてやって欲しい。まぁ、銃すら無かったソ連軍に比べるとマシ……なのか?

弾は増えていますが、勿論それが役に立つわけでもなく、後は少し精度が上がったくらい。通常より弱くなったわけではないのですが、かなり微妙。金色で派手なくせに性能面では地味という本末転倒な金の使い方をしてしまったらしい。

その装飾には何のタクティカルアドバンテージもない(ボス的意見)。

Executioner(プロフェッショナル)

エリートのThe Third同様にダメージが上昇したバリアントですが、代わりに射程距離が落ち込んでいます。中威力の射程に関しては落ち込もうが、何しようが関係ないのですが、最高威力のレンジが短くなっている事がネック。

エリートのThe Thirdとは真逆の存在で、ダメージ上昇が付いたがバリアントの中では一番弱いと思います。

K(プロフェッショナル)

お嬢さんに恋をしたら自殺しそうなバリアント(漱石的に)。

こころこころ(著:夏目漱石)

発射レートが上昇したバリアントですが、代わりにダメージが二段階も落ち込んでいるのがネック。そして、さりげなく付いているフォアグリップはなんの救済にもなっておらず、素直にCycledを使うのが吉。

Cycled(エンリステッド)

低レート部分の発射レートが780から900RPMまで激増したバリアント。高レート部分は相変わらず1090RPMなので、総じてかなり高火力な武器に仕上がっています。18メートルまでなら、反動増化のないラピファが付いているようなものです。

反面、遠距離のキル必要弾数が一発増えているので、近距離に特化したタイプのバリアントでしょう。閉所では優れたパフォーマンスを発揮します。

上記K共々、ラピファを付けると1090RPMの固定レートになりますが、諸々のデメリットを被ってまで付けるメリットがありません。純粋に考えて、MP11以下の効果なので、あまりお勧めではありません。

Hammer(エンリステッド)

装弾数が四発減った代わりに、ダメージが一段階上昇したバリアント。ダメージ上昇系のバリアントではエリートのThe Thirdに匹敵する強さです。といってもエンリステッドはエリートに比べて出現しやすいものの数が多く、狙って入手するのは難しいのですが。

上のCycledもそうですが、エンリステッドの当たりは地味に入手難度が高いです。

Magistrate(マークスマン)

SN6で300キルすると必ず貰えるバリアント。Moneyの類似バリアントで、所持弾数増化という要らない要素が付いていない分、こちらの方が強いです。Moneyの価値っていったい……。

結局、通常バリアントから大きく戦力が増強したわけではないのですが、精度の増加がなんだかんだで有効なので、取り敢えず他にバリアントが無いのならこれを使う流れになると思います。

長くなったので、以下次回。