ARKのHow to 第二回。今回はレベリングと拠点作り。序盤のレベリングはクラフトスパムで経験値を荒稼ぎ。それと平行に拠点を作ります。基本的にPvE前提で話を進めています。PvPだと先住民の横やりが入るし、拠点を隠す必要があったりで色々と事情が異なります。というか、PvPに横行するチーターの存在を考えると、即障害になるPvPはお勧めできません。
レベルとステータス
この世界の生物には全てレベルが振られています。経験値を溜めることでレベルアップします。プレイヤーの場合、レベルアップ毎にエングラムポイントが貰えますが、これを使って新しいクラフトを取得していきます。最初は先に上げたストーンハチェットと、肉を焼けるキャンプファイア(Campfire)を取りましょう。
エングラムの取得は一見防具を優先したくなりますが、序盤に取れる防具はそこまで重要じゃありません。勿論、後々必要にはなるんですが、全部付けても33パーセントのダメージ軽減効果しか無いので、ステータスの低い序盤だと、焼け石に水の場合が多いです。むしろ、後々のレベル上げを考えて、建造物系を取ることをお勧めします。
序盤のお勧めエングラム
- Campfire(キャンプファイア)
- Stone Hatchet(ストーンハチェット)
- Thatch Foundation(茅吹きの土台)
- Thatch Wall(茅吹きの壁)
- Slingshot(スリングショット)
- Storage Box(ストレージボックス)
- Wooden Wall(木の壁)
以下、全て取得で31ポイント消費なので、他のものを一切取らなければ、Lv5の時点で全て揃います。といっても、一週目のプレイだとそうもいかない場合が多いと思うので、あくまで理想的な立ち上がりを目指す場合だと思ってください。地形が分かってる前提、高速レベリングと拠点確保を目指したエングラム取得です。
一週目のプレイなら、
- Spier(木の槍)
- Waterskin(革袋)
を優先しても良いかも知れません。
ただし、Lv5で解放されるスリングショットは何が何でも取ってください。他に優先するものがない位に強力で、プレイに影響する装備品です。
※追記:スリングショットの近接攻撃が弱体化下ので、そこまで重要ではなくなりました。取るに越したことは無いですが、巨大アリ対策にスピアを優先する方が良いです。
ステ振り
- Stamina(持久力)
- Weight(重量)
この二つが序盤の重要ステータスです。スタミナは息切れを防ぎ、Weightは所持できる資材を増やします。この二つがないと拠点作りが遅くなるので、Weightを最優先に、チラホラStaminaに振っていく感じでしょうか。序盤のStaminaは結構重要で、走っているだけでも経験値が入る以上、Staminaの有無はレベリングに影響してきます。
拠点が形になったか、ぼちぼち戦闘にという段で、
- Health(体力)
- Melee Damage(近接攻撃力)
- Movement Speed(足の速さ)
辺りにステータスを振ります。これらのうち、HealthとMeleeは後半になると重要度が多少なりと下がるので、極端に上げすぎないように注意。Healthは鉄防具、Meleeは弓や鉄製装備が使えるようになると、さして重要なステータスでは無くなります。Healthは伸ばすにしても200弱に押さえる方が良いです。
Movement SpeedはStaminaあってこそのステータスなので、早い内から極振りしてもちょっと微妙ですが、最終的にはまずまず重要なステータスです。足が速いだけで敵からの攻撃を受けにくくなりますし、野生動物から逃げるときに便利です。他ステータスとの兼ね合いもありますが、不足を感じてないならMovement Speedに取り敢えず振っておくと良いです。
- Oxygen(酸素)
- Food(満腹度)
- Water(潤い)
- Fortitude(忍耐力)
- Crafting Speed(クラフト速度)
は、重要度が低いか、上げる必要がありません。FoodやWaterを上げるくらいなら、それらが不足しても大丈夫なようにHealthかStaminaに回しましょう。同様にFortitudeは熱波、寒波の影響を軽減しますが、極端に振らない限り体感差が現れません。正味、ステ振りの無駄です。これもHealthを伸ばすことで間接的に補えるので、現状意味がありません。
Crafting speedは素材を集めながらクラフティングすれば、速度低下は気にならなくなるので、同じく意味がありません。戦闘中での緊急クラフトで助かるくらいなので、その分Healthあたりに振っておく方が遙かに堅実でしょう。
Oxygenだけは中盤以降必要になってきますが、必要になってから上げればいいです。料理やスキューバ装備で補うこともできるので、レベルが上がりやすい設定の鯖などでプレイしている状況なら、Oxygenは不要な場合もあります。
拠点作り(クラフトスパム)
レベル上げも兼ねて拠点作りをはじめます。早く探索を進めたくとも、無意味に遠出しても装備をロストするだけなので、地盤を作ってから徐々に探索範囲を広げる方が無難です。このゲームではクラフト時に経験値が入るので、材料を集めながらのクラフト連打で経験値を荒稼ぎできます。慣れてきたら恐竜を乱獲する方が速いのですが、慣れないうちはしっかりと足場を固める立ち上がりの方が無難です。PvEなら拠点を壊されることもないですし、拠点が多いほど行動の幅が広がるので、序盤に作った拠点も無駄になりません。余裕があるのなら、テイミングも平行して行いたいですが、野良鯖だとそんなことを言ってられないのも事実。
拠点の候補地としては、近くに草食恐竜がいて、山から少し離れた場所が望ましいです。山は肉食恐竜のスポーン地点になっているので、序盤の足がかりとしては少々危ないですし、水場が遠くなるのでお勧めしません。特にアルファシリーズが追加された現在、山の側に拠点を構えることは危険と隣り合わせ。序盤に石の拠点を建てるのは難しいので、近くに木材の入手できるような場所があると尚良いです。
野良サーバーだと、他プレイヤーとの兼ね合いもあるのですが、ローカルや仲間うちでやる分には、座標(80, 50)辺りがお勧めです。近くに低レベルCraveもあるので、中盤までずっと使えます。近場でキチン、鉄鉱石といった重要資源が確保できるので、将来的には溶鉱炉(Refing Forge)や鍛冶場(smithy)を置きたいです。レベリングも兼ねて、スペースも確保しておきましょう。
取り敢えず、ストレージボックスを置いたら、ひたすらWooden Wallを作ります。一個4ポイントくらい経験値が入るので、ステータス不足で事故死しやすい狩りよりは遙かに効率が良いです。10枚も作らないうちにレベルが上がるので、Wooden Foundationを取って、更にクラフトスパムしましょう。Weightにステ振りしていれば、材料の嵩むWooden Foundationも作れるようになっているはずです。
このゲームのクラフト経験値は馬鹿になりません。クラフトを繰り返しているだけでも、どんどんレベルが上がるので、Wooden Cellingも取って拠点を完成させます。Wooden系の建築材は、材料こそ嵩張りますが、茅吹より経験値が多めで、クラフト後の重量も軽いとお勧めの建築材です。防御力も高いので、恐竜に襲われたときにもそう簡単に壊されません。後々に下の部分だけでも石製、鉄製に取り替えたいですが、まぁ場所さえ選べば木でも問題ありません。
拠点が完成したら、いよいよ本格的な活動が始まります。まずはトリケラトプスのテイミングを目指します。
※追記:トリケラトプスでも良いですが、現状ゴリラ君(ギガントピテクス)の方が序盤の滑り出しには良いかもしれません。ただし、こいつは普通の生物とはちょっと異なるテイミング仕様なので、そこら辺がネックになりそう。あとPvPにしろPvEにしろ邪魔される可能性が結構高い。
>>次回、序盤のテイミング戦略