2015-11-20_00016

BO2ではPerkメガ盛りがデフォルトだった気がしますが、BO3は大分弱体化が進んでバランスが取れてきた気がします。

Perkの弱体化

Pick10システムが始めて導入されたBO2ではアタッチメント、投げものの強さに比べてPerkの強さが明らかに優勢な状態であったため、他を極力捨ててPerkにつぎ込むのがよく見られました。直接的な戦闘力に関わらないサイト類、使い捨てになってしまう投げものなど、ポイントをつぎ込むには値しないものが随分とありました。

BO3ではそれが方向修正され、Perkが全体的に弱体化しています。仕様上どうしても弱くなりがちなサイトなども使いやすくなりました。一方で弱体化しすぎて完全に空気、産廃になっているPerkもちらほら……。

※画像の星は評価です(最大5)

Perk1

アフターバーナー

after

スラスターゲージの回復が速くなます。これを付けていると、スライディング、ジャンプ、スラディングの繰り返しでずっと移動できます。普通に走るより2割から3割程度速くなりますが、意外と使いどころが少ない。普通にやっていればスラストゲージに困ることも無いですし、あんまり付ける意味は無さそうです。

第六感

six

赤いインジケーターで敵の位置を教えてくれます。壁越しでも効果があるのが救いですが、効果範囲が5メートル程度しかない上に、反応が遅い。足音を聞いていれば位置は分かりますし、アウェイアネスの強さと比べて月とすっぽん。

端的に言ってゴミですが、SnDでならワンチャンあるので付ける価値が出てくるかも。

※追記。評価が低すぎるんじゃないかとのコメントが多数寄せられていたので、色々試したり考えてみましたが、やはり私の中ではやはりこの評価は変わりませんでした。キル数を明確に増やせるだろうオーバークロックで3なので、それ以上の評価は付けられません。SnDやよほどストリークを伸ばしたいときなら……ぐらいの評価に留まります。

ブラインドアイ

brind

航空兵器からの自動攻撃を防ぐ効果で、AWのときは同名のPerkが広く使われていました。これはアサルトドローンという鬼畜ストリークが存在したからですが、BO3の下位ストリークにはそれに匹敵するような性能のものは無く、現状付ける意味がありません。

この手のアンチパークは対策先の状況次第なので、今後ストリークが強化方向に進むのなら……といったところ。

オーバークロック

overclock

通常スペシャリストのゲージは毎秒4ずつ増化しますが、これを付けるとそれが35パーセント増加します。サイスが安定して2、3回呼べるようになるので、スペシャリストを広く使いたいときは重宝します。

すごく強いものではないですが、他が対策パークと使い勝手が悪いものばかりなので、必然的に一番使うことになりそうです。安定して戦果が向上する比較的お勧めのパークです。

フラックジャケット

flack

爆発物のダメージを軽減します。BO3の爆発ぶつはそこまで強くないので、オブジェクトルール、且つ相手にウォーマシーン持ちが居るときに使う位。取り敢えず付けておくのもありですが、ポイントの無駄になることも多いです。

付けてないと要らぬときに死にますが、付けてると爆発物が飛んで来ないジレンマ。ポイントの無駄づかいが嫌いなので、個人的にはできるだけ付けたくない。

ゴースト

ghost

移動中、オブジェクトへのアクション中に限定してUAVからの探知を躱します。UAVが500ポイントと重いこと、ランチャーがすこぶる強力なこともあってあんまり使うことはない印象。味方がUAVも落としてくれない、且つ自分で落としていたら負けそうなときに使う位。

BO2のときは、DOMで私がランチャーを構えていたらむしろ戦力の低下で余計に負けやすかったのでよく使いましたが、BO3では大分頻度が下がった感じ。TDMだとまず必要ないですが、平均値以上の能力はあるので、ちょっと評価を上げました。

Perk2

早業

fast hand

武器の切り替えが倍速化、且つスプリント後の隙が50パーセント軽減。BO2のデクスタリティに比べると大分弱体化しましたが、撃ち合いが有利になるので基本装備だと思います。これが常用できる環境なので、オーバーキルの採用も効果的。

取り敢えず、付けておけというレベルの鉄板パークです。

アンテアップ

ante up

75ポイント分のスコアストリークポイントを持った状態でスポーンします。ベータ時より若干強くなったものの、やはり劣化ハードライン。そもそも小型のストリークがUAV、CUAVしか使えない上、それすら対空が強いBO3ではあまり効果的では無い。

コンカッションを一つ持ち込む方がよほど建設的なので、現状、使う意味が殆ど無いです。

ハードワイアード

hard wired

カウンターUAV、EMP等に対する防御パークですが、アンチ系の宿命として現状使える状態ではないです。

※追記。第六感の評価がポイント節約のために外すレベルの評価なので、必然的にこっちも低いです。防ぐ効果にしても、防ぐ相手がどれも脅威に値しないと思っています。唯一やっかいなのはカウンターUAVですが、ランチャーで対策できますし、コストの重いCUAVを破壊して、ゴーストを付ける道を選びますね。

トラッカー

sca

少人数のマッチ、SnDでならといったところ。普通のゲームルールだとまるで使えない。ルインのオーバードライブと相性が良いです。追っかければすぐに捕まるので、デッサを併用していれば確実に追い打ちが掛けられます。

コールドブラッド

cold blood

サイト系の価値を高めようという結果なのか、BO3のサーマルスコープはかなり優秀。また、強化セントリーもポイントの割に優秀で、置かれた場所によっては非常に厄介。これらへの対策を一挙にできるため、比較的高頻度で採用しています。

早業を外す価値のある対抗馬の一つです。

スカベンジャー

scaven

倒した敵から弾薬等を補給できるおなじみのパークですが、今作のスカベンジャーは結構強力。特に最強のSMGであるVesperなどは、あっという間に所持弾数がゼロになるので、これなしには運用できません。

早業を外してでも付けたくなりますが、最大の問題はアンロックの遅さ。

Perk3

唯一グリードを使う価値のある激戦区。

ガンホー

ganho

奪取中の攻撃が可能となるパーク。AWのそれは腰だめ集弾を高めながらシームレスに射撃するため重宝しましたが、BO3では非常に微妙。腰だめ撃ちでごり押しできるショットガンの一部で採用する位です。

ブラストサプレッサー

bla sap

スラストジャンプを使ったときでもミニマップに表示されなくなる隠密系パーク。裏取りするならちょっと欲しくなりますが、AWをしているときに意外と見落とすプレイヤーが多いことが分かったので、BO3の仕様なら無くても困らないかなぁ……。

合理性を捨てて、スタイリッシュアクションをやりたくなった時に。

アウェアネス

aware

足音がよく聞こえるようになる最強パークの一角。15メートル位離れていても普通に察知できるので、これ無しには始まらないレベル。相殺できるデッドサイレンスがアンロックLv50とかなり遅いので、尚更強い。PC版だとチート疑惑を掛けられる原因に……。

グリードを使ってでも付ける価値の有る非常に強力なパークなので、これを外すなんてとんでもない。

タクティカルマスク

tac mas

非殺傷グレネードの効果を防ぎます。BO3のそれは結構強いので、アンチ系パークでも最初から付けておく価値が有ります。

問題は競合パークが強いことで、必然的にグリードを使うことに。

エンジニア

eng

敵の装備等を透過表示し、ケアパケを再抽選できるようにします。使っていると偶に便利。しかし、競合パークが強すぎるので付けるスロットが無い。

デッドサイレンス

dead si

足音や動作音を軽減します。アウェアネスへのアンチ効果もあって、アンロックは遅いですが非常に強力。最強のアウェアネスを相殺できるのが最大の存在価値であり、それが無くとも取り敢えず腐ることがない。まさに後から来た切り札。プレステージ一週目の永久アンロック候補筆頭。

アウェアネスに匹敵する強力なパークです。アクティブに攻め込みたい装備でならこちらを優先することもあるでしょうが、基本は併用になる気がします。

まとめ

ピックシステム三作目ですが、同システムを採用していた過去作からすれば、グリードの採用率は急激に落ちました。

  1. オーバークロック or フラックジャケット
  2. 早業 or 冷血 or スカベンジャー
  3. アウェアネス or デッドサイレンス or タクティカルマスク

主に使われるだろうパークは上記に限定されますが、グリードを使ってでも複数付けたいパークはPerk3に限られます。むしろPerk1に至っては無しでも構わない位。

逆にPerk3は状況次第で3つとも使いたい位の強力なパークが揃っています。最悪どれか一つは付けたいですが、グリードを使う場合でも、やっぱり3C2の三択になるので、装備に合わせて選択することになりそうです。