2016-02-23_00001

装弾数が多いという長所がある以上仕方ないとはいえ、通常時は劣化Kudaに近いです。

基本ステータス

Weevil スペック
項目 数値
ダメージ 30-23-19
射程距離 20m-25m
発射レート 720RPM (RF: 785RPM)
キルタイム 0.25秒-0.38秒-0.417秒
ヘッドショット倍率 1.1倍
装弾数 50発
ADS 0.217秒
ADS(Sprint to) 0.267秒
Sprint Out 0.267秒
移動速度 100%-95%
ADS移動速度 80%-76%
腰だめ精度 2.5 - 5

発売当初からの変更点は以下の通り。

  • ADS速度の減少(0.2秒 → 0.217秒)
  • 走りADS速度の減少(0.25秒 → 0.267秒)
  • Sprint Outの高速化(0.3秒 → 0.267秒)
  • ラピッドファイアの効果向上(6.4% → 9%)

ADS速度が低下しているのはほぼ全てのサブマシンガンで共通。ただし1.06パッチ直後、バージョン50.0~のときはKuda=VMP=Vesper=0.25秒、Weevil=0.234秒だったのですが、流石にアサルトライフルよりADSが遅いサブマシンガンはまずいと思ったのか、バージョン50.5~からはKuda=VMP=Vesper=0.234秒、Weevil=0.217秒と一律1フレームずつ速くなっています。VMPはついに0.25秒から底上げされました。VMPやVesper、そしてWeevilのリコイルも若干減少方向に進んでいます。

というわけで今ならKuda、VMP、Vesperがお勧めって感じなんですが、Weevilはそれらに比べて戦闘能力では大きく劣ります。特にKudaと比べると全距離に渡って火力がワンランク劣ります。

BO3 SMG TTK ver2.2

近距離は不得手なKudaより更に近距離が弱く、より高レートのVMPやVesperに比べて初弾を外したときのリカバリーが難しいのも欠点です。中距離は互角に戦える区間も存在するものの、KudaやVMPに比べて5メートル程度射程が短めで、且つ威力減衰が急激なのが問題です。距離管理をちょっと間違うと、途端に最悪値に近くなるので、20メートル範囲を意識しておく必要があります。

腰だめ精度の差こそあれ、アサルトライフルと比べても火力負けする部分が多です。

最大の長所は装弾数が通常の武器に比べて著しく多いことです。連戦には強いのですが、問題は一人目に撃ち勝てるか否かなので、できるだけ不意を突いて、ADSの速さを生かしていきたいところ。

カスタマイズ

なによりラピッドファイアです。段々、ラピッドファイアの効率が上昇してきており、今やサブマシンガンの中でもトップです。

  • ラピッドファイア + ロングバレル
  • ラピッドファイア + ファストマグ
  • ラピッドファイア + 拡張マガジン
  • ラピッドファイア + クイック

取り敢えず、ラピッドファイア+αの構成にするのが良いと思います。バレル系はロングバレルは威力減衰を緩やかにするという意味でも重要ですが、サプレッサーは戦える距離が諸に減ってしまうのであまりお勧めしません。

ラピッドファイア

サブマシンガンの中では最高効率の9%を誇ります。全武器の中だとMX ガーランド(10%)に効率トップを奪われましたが、それでも強いことには変わりません。発射レートが720RPMから785RPMに急上昇します。

BO3 SMG TTK ver2.2 weevil rf

キルタイム的には0.03秒、1.8フレームの短縮で、ラピッドファイアを付けていないKudaには火力優位の区間が大分増えます。VMPに対してはちょっと狭めですが、12メートルから20メートルの間で0.05秒位の優位性になるので、正面からの撃ち合いには大分強くなります。

下は全サブマシンガンのラピッドファイア時、

BO3 SMG TTK ver2.2 with Rapidfire

お互いにラピッドファイアを付けている場合でも、ラピッドファイアなし同士に比べて差が縮まることはあっても、差が広がることはないので取り敢えず付けておいても良いです。Kudaに対しては、相手のラピッドファイアが弱くなったこともあって、5フレーム程度の優位性を維持しています。Weevilに関してはラピッドファイアを付けてからがスタートラインと言って良いと思われます。

BO3 AR TTK ver2.2 weevil rf

アサルトライフル相手にはこれ位。ラピッドファイアの効率的にはHVK-30と同じなんですが、装弾数が多いので相性はHVK-30より良いです。HVK-30は装弾数が少なすぎて、結局ラピッドファイアを生かし切れていない感じ。

アサルトライフル全般に対しては、20メートルを超えるとどの武器に対しても優位が取れなくなるので、取り敢えずこの距離を保つことが重要そうです。ただし、KN-44に対してはほぼ全距離で不利になるので、正面から立ち向かうとその差を明確に感じることになるかもしれません。

ロングバレル

Weevilのロングバレルは20メートルから25メートルの5発キル距離が伸張します。急激すぎて位置取りが難しかった減衰が緩やかになるのが最大のメリットです。5メートルの間に0.15秒もキルタイムが悪くなるのが改善されます。

サプレッサーを付けるときの最大のデメリットがこの急激な威力減衰が早くなってしまう点なんですが、こちらもロングバレルを付けることで多少改善できます。とはいえ、サプレッサーとロングバレル併用は流石にポイントの無駄なので、やっぱりサプレッサーは推奨されないと思います。

まとめ

初期のWeevilはラピッドファイアの効率が他のサブマシンガンと同じだったこともあって結構残念な武器でしたが、バージョンが上がるたびにラピッドファイアが強化され、他のサブマシンガンが下方修正されで、特別弱い武器ではなくなった気がします。VMPやVesperに比べて優秀かと言われると厳しい部分がありますが、装弾数は野良オブジェクトだと大きな魅力です。正面対決は弱いので、側面攻撃を意識したいところです。

またKudaやVMPに対しては近づき過ぎないように注意が必要です。およそ10メートル以遠ならある程度戦えますが、メレー攻撃が届きそうな距離では必然的に撃ち負けます。サブマシンガンが多いマップなら、少しアサルトライフルよりな位置取りで戦うと安定します。