BF1 メディック武器の暫定評価
割とバランスが良くて、なに使ったらいいのか分かんないメディックの武器について。強いんだけど、うーん装弾数が……という武器が多いです。
メディックの武器一覧
全てセミオートという共通点があります。他の武器と同じで、同名のグレード違い(プリセットと呼ぶらしい)が存在して、性能が微妙に異なります。威力等は変化しませんが、精度周りが変わってます。
武器 | TTK- Min | TTK- Max | 弾数 |
---|---|---|---|
Cei Rigotti | 0.401 | 0.602 | 10 |
M1907 SL | 0.401 | 0.803 | 21 |
Modragon | 0.467 | - | 10 |
Sellbastlader M1916 | 0.536 | - | 26 |
Autoloading 8.35 | 0.334 | 0.501 | 5 |
Autoloading 8.25 | 0.334 | 0.669 | 16 |
Selbstlader 1906 | 0.401 | - | 5 |
距離ごとのTTKをチャートになおしたのが下(TTK: キル判定を取れるまでに要する時間。短時間だということは瞬間火力が高いということ)。
過去作に比べると、全体的に低速化してます。見かけ上のキルタイムに割と差があるんですが、装弾数周りで調整されていて、一概にこれって感じの武器がないのが今作の特徴です。キルタイムが良い武器ほど、装弾数が大きく制限されています。
お勧めは、中距離までで強みを発揮するCei-Rigotti、ロング重視ならMondragonが良いと思います。どちらも装弾数10発で、火力と装弾数のバランスが取れています。
Autoloading 8.35、Selbstlader 1906はそれらより性能が上なんですが、装弾数が5発しかありません。逆にM1907 SL、Sellbastlader M1916は装弾数が多い分だけ性能がやや劣ります。Autoloading 8.25は射程が短い、近距離特化の仕様。
武器個別の評価
Cei Rigotti
デフォルトでフルオート射撃ができる唯一の存在。
- Factory (初期仕様)
- Optical (光学照準: ADS時の精度重視)
- Trench (塹壕: 腰だめの精度重視)
初期武器だけあって、プリセットもバランス型。どれを使っても一番にはなれないけども、どれも悪くもないというポジション。
近距離のキルタイムそこそこ、遠距離のキルタイムもそこそこ、減衰点もそこそこという中庸っぷり。装弾数も割と余裕があるので、一対一なら十二分。取り敢えず、使ってみて様子見しようという武器ですね。フルオートにできる部分を除いて、特出した部分がないので、最終的にどういう評価に落ち着くかは未知数。
M1907 SL
上のCei Rigottiよりも装弾数が増えた代わりに威力減衰がきつくなった武器。上のチャートを見て貰えれば分かりますが、メディックの武器では最も遠距離の火力に劣ります。正直、装弾数と引き替えにするにはちょっと失ったものが大きすぎる印象。
- Factory (初期仕様)
- Sweeper (掃討: フルオート機能追加)
- Trench (塹壕: 腰だめ重視)
遠距離はダメなのでトレンチがベターなんでしょうが、別に近距離が一番というわけでもないというジレンマ。近距離火力自体はCei Rigottiのトレンチと結局同じですし、腰だめ撃ちしないならAutoloader 8.25という上位互換が存在する。
フルオートの機能も基本から削除されていますし、Cei Rigottiに比べて少し残念って感じがします。
Mondragon
全距離三発キルが可能な狙撃型。
- Storm (突撃歩兵: リコイル減少)
- Optical (光学: 射撃精度上昇)
- Sniper (狙撃: 静止しての単射狙撃特化)
プリセットも狙撃型って感じの構成になっています。どれもADS射撃を強化するプリセットなので、どれを使っても長所を伸ばすことになります。個人的にはOpticalが一番かなぁとは思いますが、Stormもリコイルが影響することはなさそうなものの、そこまで悪くはないです。
他にも全距離三発は存在するので、マガジン容量で選ぶと良いです。こいつはど真ん中のバランス型。装弾数そこそこで目立った欠点がないです。5発セットで運用するようにすると、弾管理がやりやすい。
Selbstlader M1916
Mondragonの装弾数マシマシ。経戦能力が高くて、全距離三発キルだけど、発射レートが200RPMちょっとしかなくて、メディックの武器ではワースト。
- Factory (初期仕様)
- Marksman (マークスマン: 静止撃ち特化)
- Optical (光学: ADS精度重視)
使うなら下二つのどちらかだと思いますが、Mondragonに比べるとやや劣る印象。装弾数は大分余裕ができたものの、メディックの武器ではもっとも近距離戦が不得手です。下手すると偵察の狙撃銃にも撃ち負けます。
ほぼ狙撃の立ち回りが求められる武器ですが、それだと偵察の武器に射殺されるし、回復や蘇生のガジェットが使いにくいし、折角の装弾数は遠距離の撃ち合いだとそこまで重要じゃないしで、ちょっと噛み合ってない武器です。
Autoloading 8.35
中距離までは最強枠。ただし装弾数がたった5発。
- Factory (初期仕様)
- Marksman (マークスマン: 静止撃ち特化)
45メートルまでは3発キル、以降は4発キルで、発射レートもメディックの中では最高値という火力特化。代わりに装弾数が5発しかないというクリティカルな欠点があります。中距離まででも命中率6割、それ以遠だと8割を求められます。
火力だけならアサルトのM1918にも匹敵するんですが、いくら何でもシビアすぎ。撃ち合いになると被弾ブレ、制圧効果による精度低下も発生するので、安定運用しようと思うと少人数の局地戦である必要がありそう。
Autoloading 8.25
上記の欠点を改善した代わりに射程が激減した武器。恐らく口径違い。プリセットは拡張のみ。
遠距離の能力が低下した代わりに装弾数が大きく増えて、そちらの欠点はケアされてます。Autoloading 8.35は流石に運用が厳しすぎると思うので、恐らくはこっちの方が強いという評価になるでしょう。
火力的にはアサルトのサブマシンガンにも匹敵するんですが、腰だめ精度の悪さが足を引っ張ります。正面切って撃ち合うと、流石に分が悪い。とはいえそれ以外には有利がとれるので、メディックで突撃したい人向けです。ADSはした方が良いです。
Selbstlader 1906
だから装弾数が少なすぎるんだって!
メディックの武器では最後にアンロックされるのですが、Autoloading 8.35と同じく装弾数が5発しかないという致命的な欠点を持ちます。全距離三発キルなので、それよりは余裕がありますが、だからなんだという話。
同じ三発キル型でも、
Selbstlader 1906(レート360RPM、装弾数:5) > Mondragon(レート257RPM、装弾数:10発) > Selbstlader M1916(レート225RPM、装弾数: 26発)と見事に分かれています。
瞬間火力は高いですが、リコイルの関係でそんなドカドカ撃てませんし、割に合ってないって印象が強いです。
このせいで、中距離以降での歩兵戦はSRでいい感じなんだよね。看護兵は名前の通り後ろで看護するのが役目なのかなぁ。40mから80m位で即死取れるSRとの相性悪すぎだよね。
歩兵戦考えるなら偵察がフレア炊いて、ガスでフィールド作って突撃で制圧しに行って、援護と衛生兵を招き入れするゲームバランスなのかね?あからさまに1:2:1:1の小隊行動が推奨されてるバランスに感じてる。BF4は裏でスカーとファマスでカービン持ちの兵科を苛めて、表は上手い兵器乗りが無双するゲームだったけど。