Cod:MWR サプレッサーについて
あんまり重要なアタッチメントが存在しないCod:MW リマスターにおけるサプレッサー(サイレンサー)について。
MWのサプレッサー
ミニマップ上の赤点が消失し、位置バレを防ぐ代わりに、武器の射程が短くなるという仕様は同じです。使える武器はアサルトライフルの多くと、サブマシンガン全て。まだ他の武器には付けられませんでした。
以降の作品で割合変化になっている射程の変化が、この当時は武器毎に設定されていているのも大きな点。一部武器は射程減少以外のペナルティを持っていました。
具体的にはAK47、AK74uの2本です。前者はサプレッサーを付けると威力減衰後のダメージが直接減少し、後者は腰だめ精度がアサルトライフル並に悪化します。
アサルトライフル
武器の射程変化は以下の通り。
武器 | SDなし | SDあり | |
---|---|---|---|
射程 | 射程 | 威力 下限値 | |
M16A4 | 38m - 51m | 13m - 25m | - |
AK47 | 30 → 20 | ||
M4 | - | ||
G3 | |||
G36c | |||
M14 |
前述の通りAK47だけはダメージの最低値が直接減少し、遠距離はサブマシンガン並に弱体化します。
キルタイムチャート
一例としてストッピングパワーありの場合。
サプレッサーなし
サプレッサーあり
武器の変化
ストッピングパワーの有無も含めたキルタイムレンジの変化は以下の通り。
武器 | SPなし | SPあり |
---|---|---|
M16A4 | 54% | 58% |
AK47 | 63% | 64% |
※ 遠距離のキルタイムが増化 | ||
M4 | 57% | 55% |
G3 | 54% | 58% |
G36c | 57% | 55% |
M14 | 67% | 0% |
平均を見ると、およそ55%程度の体感射程減となります。歴代シリーズの中では比較的平均的な威力減衰幅。
一番影響が大きいのがAK47で、最速キルが取れるレンジがストッピングパワーの有無に限らず60%程度減少し、23メートル以遠はG36cを上回るアサルトライフル最弱の火力になってしまいます。それでもG36cとのキルタイム差は1フレーム程度で留まっていますが、G36cが弱すぎるだけなので……。
逆に影響が軽微なのが、M14のストッピングパワー使用時。元から全距離2発キルなので、射程の変化による影響をほぼ受けません。M14はリコイルが強めで決して扱いやすい武器ではありませんが、数少ない輝ける要素です。ちなみにヘッドショット一発キルの距離は大きく縮むので注意。
サブマシンガン
武器の射程変化は以下の通り。
武器 | SDなし | SDあり | |
---|---|---|---|
射程 | 射程 | 腰だめ 精度低下 | |
MP5 | 19m - 25.4m | 9m - 18m | - |
Skorpion | 5m - 10m | 2.5m - 7.6m | 2 → 3 |
AK74u | 19m - 25.4m | 9m - 18m | - |
UZI | |||
P90 |
AK74uだけは腰だめ精度が悪化し、アサルトライフルと同等になります。割合的には50%で、面積比だと75%の悪化です。結構、重かった。
キルタイムチャート
一例としてストッピングパワーありの場合。
サプレッサーなし
サプレッサーあり
武器の変化
ストッピングパワーの有無も含めたキルタイムレンジの変化は以下の通り。
武器 | SPなし | SPあり |
---|---|---|
MP5 SD | 44% - 34% | 47% - 33% |
Skorpion | 50% - 32% | 33% - 26% |
AK74u | 44% - 34% | 47% - 33% |
※ 腰だめ精度が50%悪化 | ||
UZI | 40% - 30% | 37% - 26% |
P90 | 40% - 30% | 37% - 26% |
平均を見ると、およそ40%程度の体感射程減となります。歴代シリーズの中では比較的平均的な威力減衰幅。アサルトライフルより数値的なペナルティは小さめになります。
一番影響が大きいのがMP5とAK74u。サブマシンガンの中では射程の減少幅が大きめになっており、ストッピングパワー使用時は二発キル射程が50%近く縮みます。これによってSkorpionとの差が少し縮まりますが、基本的には優位性は変わらず。
一方で10メートル以遠になると、UZIやP90に比べて火力が劣るようになります。UZIに対しては集弾性の差があるので、そこまで影響しませんが、P90相手には基本優位性が無くなってしまうので、サプレッサー運用するならP90の方が使い勝手が良さそうです。近距離特化で割り切るならMP5でも良いですが、やや安定感に欠けるので注意が必要です。