タイタンフォール2 ハンドガンの性能比較
おくればせながら、新年明けましておめでとうございます。実家に戻るとPS3しかない件……。
ハンドガン概要
前作だと独立した枠だったハンドガンですが、ロデオの仕様変更に伴って、サブ武器として統合されました。対タイタン武器枠と争うことになってしまって、どうも持ち歩くのが厳しいです。同じ理由でスマートピストルもあんまり見かけないんですが、やはりパイロットvsパイロットなどで使うのが良い気がします。パイロットvsパイロットでは、何かしらの使い道が出てきます。
武器名 | ダメージ | 射程 | レート (RPM) | ||
---|---|---|---|---|---|
Max | Min | Sta | End | ||
RE-45 | 40 | 18 | 19m | 51m | 720 |
P2016 | 90 | 60 | 19m | 25m | 480 |
モザンビーク | 60 | 40 | 19m | 25m | 180 |
ウィングマン | 135 | 60 | 19m | 64m | 156 |
WM エリート | 150 | 70 | 38m | 89m | 156 |
スマート ピストル | 85 | - | - | - | 480 |
※最大威力射程はほぼ間違いないと思いますが、遠距離がやや精度不足な気がします
広い意味での補助武器という感じで、統一されたステータスにはなっていません。ショットガンもどきのモザンビークから、スナイパーライフルもどきのウィングマンエリートまで、使い勝手は大きく異なるジャンルです。
上を元にした武器毎の最速キル時間は以下の通り。
武器名 | TTK | 備考 | |
---|---|---|---|
Min | Max | ||
RE-45 | 0.326 | 0.815 | フルオート 近距離特化 |
P2016 | 0.25 | 0.375 | 高精度セミオート |
モザンビーク | 0.333 | 0.333 | 3点同時発射 近距離特化 |
ウィングマン | 0.384 | 1.152 | HSで1HK 弾速無し(即着) |
WM エリート | 0.384 | 0.768 | HSで1HK 弾速あり 腰だめ精度最高 |
スマート ピストル | 0.25 | - | ブースト武器 ロック可能 |
基本的にはメイン武器よりステータスが低いです。火力的にはLMGのスピットファイアを下回る武器が多いです。実用性という観点からなら、ハモンド P2016、Wingman Eliteが横並びでしょうか。他のハンドガンもかなり特性が違うので、メイン武器との兼ね合いで選ぶと良いでしょう。
ショットガンなら遠距離で闘いやすいP2016かWingman Elite。スナイパーライフルなら近距離で小回りが利くP2016か近距離特化のRE-45、モザンビークという感じです。
個別評価
RE-45 オート
発射レート720RPM、5発キルスタートのフルオートハンドガンで、サブマシンガンのような武器。ただしサブマシンガンより射程が短く、また腰だめ精度も大きく劣ります。リコイル面でもボルトはもちろん、CARやR-97にも露骨に劣っているので、それらと撃ち合うとどうしても不利です。
近距離が戦えない武器のサブウェポンなんですが、ルール的な障壁があるのは前述の通り。対タイタン武器より優先するかというとかなり怪しいです。また近距離でしか使えない割に、キルタイムが今一つで、弾もばらけるために決して扱いやすい武器では無いです。普遍的な性能を持つものの、選択肢としてはやや弱い印象があって、全距離で戦えるP2016でいいやって気になります。サブマシンガン全般が支配的なので近距離での頼りなさが残り、また中距離以遠が劣るということが、大きな弱みになっていて評価を下げています。
ぶれるのでそんな遠距離を狙う人はいないと思いますが、最悪11HKになるので極力近くの敵に撃ち込んだ方が良いです。
ハモンド P2016
安定感の高いセミオートハンドガン。ウィングマン系のヘッドショットワンパンを除けば、ハンドガンで唯一プライマリに対抗できるキルタイムになっています。最速キルは0.25秒で、ある程度の距離も狙えるので、使い勝手は良好です。
近しい武器はアサルトライフルのG2A5でしょうか。G2A5より射程が短く、且つ最低威力が下がって4発キルになっていますが、代わりに上限レートが少し高くなっています。そのおかげで19メートルまでなら、G2A5よりキルが速い。
腰だめ精度も並水準はあるんですが、ADS時のノーリコイルぶりがすごいので、できるだけADSして使った方が良いです。極めて汎用性が高いので、どんな武器のサブでもまぁまぁ活躍できると思います。要するに便利屋。威力減衰が速いとはいえ、キルタイムの最悪値が0.4秒以内に収まっているので、40メートルを超える距離なら、サブマシンガンより高火力。リコイルが無いので、下手なアサルトライフルよりよっぽど使いやすいです。
フラットラインとか、フラットラインとかね。
SA-3 モザンビーク
3点同時発射という変わり種のハンドガン。しかし、全弾命中してもワンショットキルにならないという、タイタンフォール1におけるヘムロックの如き存在。そして弾速が遅いという欠点も残っています。小型のマスティフのような武器ですが、それより発射レートが高いことに救われています。ヘッドショット絡みでなければ、ワンショットキルにならないショットガンですが、マスティフに比べて安定感が遙かに高いです。
近距離に関してなら、横一列に弾が飛ぶ関係から、ダメージを安定して出せます。ワンショットキルはまず無理でも、概ね2HKに収めることができます。問題は中距離以遠は複数ヒットがまったく望めないことで、メイン武器との相性が出てきます。RE-45でも言及しましたが、サブマシンガンに比べてキルタイムが良くないという欠点があり、ロングレンジ系に比べて使い勝手の悪さが残ります。
少し離れると理想値どおりの火力を引き出すのはほぼ不可能。それでもRE-45よりは概ね優先すると思いますが、Wingman Eliteには劣る印象。弾速が存在するという点だと、Wingman Eliteもそうなんですが、それよりも着弾が遅く、尚更使う距離が限定されます。一応、グラビティースターで集めるとかの手段もありますが、グラビティスターの方にも欠点があるので、実用性があるとは到底思えません。これにグラビティーより、Wingmanにアークグレネードの方が中距離では普遍的に強いからです。
B3 ウィングマン
高い打点を誇るリボルバーで、ヘッドショットすれば即死なのが魅力。一発の威力は135と、スナイパーライフルのDMRに近い武器ですが、それより発射レートが落ちています。DMRが200RPMなのに対して、ウィングマンが156RPM。発射間隔に直すと、3フレーム(0.084秒)遅いです。
威力減衰後の最低ダメージもDMRが100ダメージで2発キルを維持するのに対して、ウィングマンは60まで下がってしまうので、最悪4発キル。40メートルまでが2発キル、60メートルまでが3発キルです。覗き込み速度等の優位があっても、120-100ダメージのDMRの方が基本的には強いです。腰だめ撃ちの精度を活かしたい所ですが、それだとウィングマンエリートというライバルが強敵で、且つP2016などより安定感の高い武器が同枠に存在します。
撃ち合いになると脆さが露呈しやすいので、不意を突けたときの中距離攻撃用でしょうか。ヘッドショット1HKを出せる距離が限定的なので、あまり狙いすぎない方が良いです。
ウィングマンエリート
ウィングマンのカスタムモデル。ウィングマンとの違いは以下の通り。
項目 | ウィングマン | ウィングマン エリート |
---|---|---|
最大ダメージ | 135 | 150 |
最小ダメージ | 60 | 70 |
2HK | 40m | 70m |
1HK距離(HS時) | 20m | 49m |
弾速 | なし(即着) | あり |
腰だめ精度 | 良い | 最高(点) |
基本的にはウィングマン エリートの方が優秀だと思います。全体的にポテンシャルアップしていて、腰だめ精度も1点に飛ぶようになります。キル必要弾数も全体的に低下しているので、素直に強くなったと言える性能になっています。
ウィングマンエリートの欠点は、元のウィングマンと違って弾が即着ではなくなったことです。クレイバーAP スナイパーに比べれば、随分と速い気がしますが、遠距離になると偏差撃ちが必要になるので留意が必要です。あとはサプレッサーが付けられなくなったことですが、サプレッサーのペナルティが大きくて元から使えるものでもないので、あんまり影響しないと思います。
ADS要らずに狙撃できる強力な狙撃用拳銃であり、ハンドガンの中でも実用性の高い武器と言えるでしょう。
サプレッサー
発砲時にミニマップ表示されなくなりますが、キル必要弾数が1発増えます。元から高水準とは言えないキルタイムなので、基本的には付けない方が良いです。正面対決が露骨に弱くなります。
ウイングマンはエリートとちがい強化武器で胴1になるけどそもそも当てにくいという