タイタンフォール2 スタンダードAR R-201C
どう考えても、腰だめ精度が良すぎるんですが、これがこのゲームのスタンダードなR-201Cについて。装弾数がまずい以外は、穴の無い性能を持っています。
R-201C概要
R-201Cはサブマシンガンライクな初期アサルトライフル。ジャンルの中では最も優秀な腰だめ精度を持ち、中距離での戦闘に秀でています。所謂、バランス型の武器ですが、前作R-101Cのような万能の武器はありません。
1/23パッチで、ほぼ上位互換の性能を持っていたボルトが大きく下方修正されたので、大分利用価値が高まりました。
項目 | 数値 |
---|---|
Fire-type | Fullauto |
Damage | 50 - 20 |
Range | 38m - 89m |
Rate of Fire | 750 rpm |
HS倍率 | x1.5 |
TTK | 0.24s - 0.72s |
Mag | 24 (30) |
Hip Spread | 0 - 8 |
ADS | 0.2 sec (0.1sec) |
Sprint Out | 0.15 sec |
前作タイタンフォール1に登場したR-101Cからダメージモデルが大きく変更されています。これによって中距離のダメージは増化しましたが、威力減衰がきつくなり、敵が豆粒みたいな超遠距離まですべからく対応できる武器ではなくなりました。前作のような運用をすると、とてもじゃないですが仕留めきれません。リコイルも増加して、多少のリコイルコントロールも必要になっています。
幸いダメージの降下が非常に緩やかなので、明確に遠いという距離以外は撃ち分けで対応できます。前作よりは交戦距離が短くなりましたが、相変わらずサブマシンガンよりは長いので、どんなマップでもそつなく戦える火力は有しています。サブマシンガンだと、ちょっと開けすぎているマップの代用にも最適です。器用貧乏な感はありますが、大きな欠点もないので、かなり扱いやすい武器に仕上がっています。
本家本元であるSMGには及びませんが、腰だめ精度もかなり良好で安定した着弾を見込めます。位置づけとしては、SMGのR-97より下、同じARであるフラットラインよりは上といったところ。必然的にヘムロックや、ディヴォーションを上回るので、急戦への対応能力は高いです。
腰だめ撃ち(非ADS)での初期精度は0度で、必ず照準の中心に弾が飛びます。ただし、腰だめで射撃すると0.5度ずつ拡散が増えていくので、連射するにしたがって段々と弾が散らばるように。これはSMGのR-97と同様の仕様ですが、R-201Cの方が最悪値が悪く設定されていて、より扱いが厳しくなっています。腰だめ撃ちを使うなら初弾から当てることが重要で、命中が期待できなくなる前にADSする必要があります。
キルタイム比較
アサルトライフル間
フラットラインに比べて少しずつキルタイムが悪くなっているものの、代わりにリコイルコントロールのしやすさと、腰だめ精度の良さが武器となります。フラットラインも腰だめ精度は良いですが、R-201Cには敵いません。フラットラインはバフが入りましたが、それでも総合力はR-201が上回る気がします。
ヘムロックに対しては、ミニマップ圏内における瞬間火力の差が顕著。待ち状態における牽制能力、制圧力は及ばないので、攻めにも使えることを活かしたいところ。遠距離での戦闘力に劣りますし、それはG2A5に対してもそうです。露骨にキル必要弾数が増えるので、装弾数が厳しめなこの武器では、ミニマップ圏外の超遠距離で敵を仕留めるのは中々難しいです。
ただし強化武器のブーストを使うと、最低ダメージが50まで増化し、最悪でも4発でキルできる高火力になります。この状態だとワンクリックで敵が溶けるので、遠距離でもG2A5に対抗できる位のポテンシャルになります。 まさに万能というステータスになるので、強化時はできるだけ大切にしたいところ。強化時の能力は全武器の中でも最高クラスに位置します。
対サブマシンガン
腰だめ集弾に差はありますが、火力的にはサブマシンガンに対抗できるステータスを持っています。近距離の競り負けはどうしても起こりますが、特にCARに対しては、安定感の低さ以外に目立った不利が見受けられません。とはいえ、態々相手の得意距離で闘う必要もないので、少し待ち気味に対応すると良さそうです。高所に陣取って処理するなどが、まぁ無難でしょう。
パッチ前までは苦手だったというか、集弾性の差でキルタイム差も関係なく、不利が付いていたボルトは問題なくなりました。ADSする時間込みでも負けることはほぼありません。腰だめ精度の差があるとはいえ、現状のボルトは劣化R-201Cに近いです。
一方でR-97との差が大分詰まってきていて、中遠距離でも撃ち負ける危険があります。1/23のパッチ前から遠距離のキルタイムでは負けていましたが、R-97の大幅バフによって、その差がかなり極端になっています。
というか、火力だけならほぼ全距離負けてます。
R-97の方がぶれると言っても、フラットラインよりはよっぽどコントロールしやすいし、交戦距離がまる被りしているので、強敵中の強敵ですね。扱いやすさはR-201Cの方が上なんですが、癖がある分だけR-97の方がポテンシャルが高い気がします。……まぁ、早晩弱体化しそうな気はしますが。
対ライトマシンガン
こちらは先のパッチで一応、実戦レベルになったライトマシンガン群との比較。
近距離はスピットファイアと同水準の火力ですが、ADSが少し速く、腰だめ精度の差がかなり開いているので、インファイトでは基本的に有利です。一方で、ミニマップ半径辺りから、集弾性と火力の関係から不利さが現れ始めるのですが、極端な感じではありません。
L-スター相手だと逆に近距離が微不利なんですが、相変わらずキルタイムでは優位を取ったままなので、落ち着いて対応すれば大丈夫かと。乱戦になると、R201Cは無駄弾の分だけ腰だめ精度は落ちるし、向こうはバスバス当てて来るしで苦しくなります。厄介な相手ならば、サブマシンガン同様に、ちょっと引き気味に立ち回ると良い気がします。
ディヴォーションはミニマップ圏内にいるとき以外は無視した方が良いです。近距離だと基本的に有利で、普通のサブマシンガンよりは交戦距離も長いと、割とディヴォーションは与し易い相手なんですが、強化武器無しで遠距離攻撃するのは得策ではないです。R-201Cはオールラウンダーな武器ですが、態々相手が有利な距離で闘う必要は無いです。フェイズシフトなりなんなりで、正面からでも十分に近づけるので、ある程度寄せてから片付ける方が無難。
カスタマイズ
MOD
名称 | 効果 |
---|---|
弾倉追加 | 装弾数が25%増加 (+6発) |
ガンランナー | スプリント中に発砲できる |
スピードローダー | リロードが50%短縮 |
撃ち方用意 | ADSが50%短縮 |
クイックスワップ | 持ち出しを50%短縮 |
戦術キル | キル時に戦術クールタイムが33%短縮 |
装弾数がきついので、弾薬追加とスピードローダーの組み合わせが一番無難です。付けている戦術アビリティ次第では、戦術キルも欲しいんですが、まず基礎能力の不足を補う方が安定するとは思います。
最高でも4HKなので、一切無駄弾を出さなくても6人しか対応できず、これは他のアサルトライフル、サブマシンガンの全てに劣ります。弾切れしやすいオルタネーターでも6.66人なので、取り敢えずどちらかを付けないと、装弾数のやりくりが大変すぎて、ミニオンを狩る効率が著しく劣る危険があります。余程の遠距離以外は全対応という汎用性が魅力の武器ですが、装弾数の乏しさ、経戦能力の低さだけはワーストクラスです。
ミニオンを狩っているときに襲われたりすると、戦術アビリティなしにはリカバリー不能な事故に繋がりやすいので、できるだけ補っておく方が得策な気がします。
戦術
アビリティ | 効果 | ET | CT |
---|---|---|---|
クローク | 透明化 | 15 | 20 |
パルスブレード | 壁を透過して敵を探知する | 7 | 33 |
グラップル | ワイヤーで移動 | - | 10 |
興奮剤 | 機動力と回復力を一時的に強化 | 3 | 25 |
増幅壁 | 武器強化付き防壁を展開 | 15 | 20 |
フェーズシフト | 別世界に移動し、一時的に無敵化 | 2 | 20 |
ホロパイロット | 分身を生み出す | 10 | 16 |
スタンダードな武器なので基本的にはなにと組み合わせても良いです。が……基本的には戦闘に寄与する能力のあるパルスブレード、興奮剤、増幅壁、フェーズシフトから選ぶのが無難です。
どれでもそこそこの戦闘力は発揮できますが、戦術キルを採用しにくいので、クールタイムが極端に長いパルスブレードはやや扱いづらいかなぁ……という印象があります。野良だと、味方が不安すぎて、自己の戦闘力に直結しないパルスブレードは採用しにくいというのもあります。
経戦能力が低いので、事故ったときのリカバリー目的ならフェイズシフトが便利。広いマップでサブマシンガン代わりに使うのなら、興奮剤が良いでしょう。
増幅壁は遠距離のキル必要弾数が改善されます。増幅壁に対して回り込もうとする相手にも、近距離戦闘力の高さから対応しやすく、より万能になれる組み合わせではあります。ただしバリアが目立つ関係で、フェイズシフトに弱いし、通用しない相手にはまるで通用しません。それだけは注意。