タイタンフォール2 見た目が古そうなフラットライン

tf2 47

見た目ブルパップになったAKみたいなV-47 フラットラインについての考察。その独特なリコイル等々あって扱いにくく、結構人を選びそうな武器です。

フラットライン概要

フラットラインは古そ~~~な見た目をしたフルオートアサルトライフル。低レート高打撃な武器であり、アサルトライフルの中では最もリコイルが強いです。純粋な戦闘力ではR-201Cに少しずつ劣る反面、装弾数などで優遇されているのが特徴でしょうか。

V-47 Flatline
項目 数値
Fire-type Fullauto
Damage 70 - 35
Range 38m - 89m
Rate of Fire 575 rpm
HS倍率 x1.5
TTK 0.21s - 0.52s
Mag 30 (36)
Hip Spread 1 - 5
ADS 0.2 sec (0.1sec)
Sprint Out 0.15 sec

tf2 ar damage ver1.2

フラットラインは最大ダメージ70の3発キル。発射レートが低く、やや安定感に欠けるものの、瞬間的な火力が高いです。

リコイルはかなり独特で、右方向にしかぶれませんがそこそこ強め。ついでにブレ幅がランダムで差が結構あるので、フルオート射撃時にコントロールするのが厄介です。パイロットが縦長な関係から、縦方向へのブレは割と誤魔化せるのですが、横ブレだとちょっとずれただけで命中率が大きく下がります。そのため集弾性に関しては少し残念な感じで、アサルトライフルではまずワーストです。タップ撃ちするにしても、あまりに遠いと削り切れないです。

腰だめ精度は比較的良好な部類ですが、初期拡散1度なので、初弾から少し散らばるのが特徴。SMG全般は勿論、同じアサルトライフルのR-201Cにも少し劣ります。一応、トリガーハッピーしたときの拡散最悪値だとR-201Cよりマシなんですが、そんな撃ち方まずしないですし、横ブレで腰だめも若干当てにくい感じになるのが災いします。また発射レートが低い関係で安定性にも不安が残るので、距離が離れているなら素直にADSした方が良いです。

武器比較

アサルトライフル間

tf2 ar ttk ver1.21

同じくフルオートのR-201Cより少しずつキルタイムが上回りますが、その分が集弾性の差で帳消しされてしまう印象。また腰だめ撃ちの強さに差があるので、10メートル以内だと部が悪いです。一方で腰だめ精度が影響しにくく、リコイルがあっても十分狙えるだろう中間距離の撃ち合いではR-201Cより部があります。

R-201Cがかなりサブマシンガンに寄った性能になっているので、そういう意味では一番それらしいアサルトライフルなんですが、このゲームにおいて近距離の強さというのは、割と武器の使いやすさ等に直結しているので、R-201Cに比べて総合力に劣る印象が拭えません。R-201Cも中距離が苦手という訳ではないですし、中距離に適正があっても、遠距離は苦手というのが扱いにくい。同じ中距離以遠向けのアサルトライフルとしては、3点バーストであるヘムロックという選択肢もあって、活躍できるレンジがちょっと限られる気がします。

経戦能力という部分ではアサルトライフル中最も優れているので、そういう点では優位性があります。ミニオン狩りには適正がありますし、連続した戦闘にも強いです。弾切れになりにくいので、アグレッシブに攻めていって最速フォールを狙うのなら、割と向いているような気はします。また武器MODも柔軟に選べますし、強化武器との相性も悪くないです。

AMP時には、最大威力100の2発キルで、減衰後も50ダメージの4発キルを保ちます。近距離の最速キルは0.105秒と極めて高速で、ここまで来ると腰だめもサブマシンガンを超えた能力を発揮します。2発キルになる範囲でバスバス沈めるのがベストでしょうか。ただし強化すると近距離が強くなる反面、遠距離の強化幅今一つです。強化武器のR-201AMPより遠距離のキルタイムが悪くなり、通常時とは立場が逆転するので注意です。

通常時だとフラットラインが最悪6HKで、R-201Cが10HKなんですが、AMP時はどちらも4HKなので、レートやリコイル特性で負ける分、フラットラインが損をします。R-201Cの強化が強すぎるきらいもありますが、フラットラインを使うなら2HKになるレンジを活かしたいです。

対サブマシンガン

tf2 flatline vs smg

腰だめ精度に劣る分、有効射程では概ね勝っています。またオルタネーターとは、最大威力や反動の方向、発射レートなど似ている部分が多いです。

Flatline vs Alternator
項目 Fltaline Alternator
最大
ダメージ
70 70
最小
ダメージ
35 30
発射
レート
575RPM 575RPM
リコイル
(中)
左右 
(中)
ADS
時間
0.225sec 0.225sec
TTK
-Min
0.21s 0.21s
腰だめ
精度
1 - 5 0
射程 38m - 89m 25m - 57m
装弾数 30発 20発

概ねアサルトライフルか、サブマシンガンかの違いに準じるものですが、フラットラインの方が射程が長く、装弾数が多いです。一方で、その必然として腰だめ撃ちするときの戦闘力に劣ります。

tf2 flatline vs alt

上:フラットライン、下:オルタネーター(それどれ、ADSと腰だめ)

フラットラインはADSしている時、オルタネーターは腰だめ時の方が集弾します。それぞれの得意分野において明暗が分かれる形になっていて、同じ横方向へのリコイルでも、フラットラインは基本右だけにブレています。リコイル幅が半分になるので、ADSさえしていればフラットラインの方が当てやすい訳です。オルタネーターのようにADSしたときだけ、縦のリコイルが強くなったりもしません。

ただしリコイルからの回復速度が大きく劣るため、オルタネーターのように高速タップで集弾性が上がったりしません。必然的にテンポが悪くなるので、撃ち分けできるオルタネーターに比べて使い勝手が悪いです。明確に火力優位が取れる距離もミニマップの圏外になってからと、マップ構成的に不利になるのは否めません。そんなわけか、1/23のパッチではフラットラインに上方修正が入っていますが、力関係は変化していないと思われます。オルタネーターの5割増しになっている装弾数を活かしたいところです。

また同日をもって強化されたR-97に対しては、有効射程の長さが武器になりにくいのが尚更辛いです。R-97の方が腰だめが強く、発射レートが高く、またキルタイムもヘッドショットの1発で逆転されてしまうので、かねがね厳しい戦いになりがちです。

対ライトマシンガン

tf2 flatline vs lmg b

フラットラインとスピットファイアは同じ最高ダメージですが、発射レートが60RPM程度異なるので、基本的にはフラットライン優位です。スピットファイアの方がリコイルが大人しいですが、腰だめ精度に差があるので、近中距離だとフラットラインが勝ります。ディヴォーションもそうですが、マップ構成的にはAR有利なレンジで闘えることが多いので、ミニマップ半径の内側で闘うようにして、フェイズシフト辺りで躱していれば、不利な相手では無い気がします。ディヴォーションは次のアップデートで下方修正が予告されていますが、基本的には正面から闘うような相手ではないです。

L-スターは優秀な腰だめ、ばらまき系武器で、得意レンジが被っていることもあって、キルタイム差の割に苦戦することが多いです。こと運用における柔軟さでは負けているので、ADSして狙える状況に持っていきたいところ。キルタイムでは優位ですが、向こうは当たり判定ガバガバなので……。

カスタマイズ

MOD

MOD一覧
名称 効果
弾倉追加 装弾数が20%増加 (+6発)
ガンランナー スプリント中に発砲できる
スピードローダー リロードが50%短縮
撃ち方用意 ADSが50%短縮
クイックスワップ 持ち出しを50%短縮
戦術キル キル時に戦術クールタイムが33%短縮

元の経戦能力が高いので、弾倉追加やスピードローダーなしでも十二分に運用できるのが強みです。戦術キルを使って、アビリティを回しやすい。

スピードローダーでの継ぎ足しリロードは本当に速いので、これを付けるなら弾倉追加は要らない気もします。

戦術

戦術アビリティ一覧
アビリティ 効果 ET CT
クローク 透明化 15 20
パルスブレード 壁を透過して敵を探知する 7 33
グラップル ワイヤーで移動 - 10
興奮剤 機動力と回復力を一時的に強化 3 25
増幅壁 武器強化付き防壁を展開 15 20
フェーズシフト 別世界に移動し、一時的に無敵化 2 20
ホロパイロット 分身を生み出す 10 16

基本的には戦闘に関与できる興奮剤、増幅壁、フェーズシフトが無難です。野良だと尚更そんな感じ。武器MODで戦術キルを採用しやすいので、増幅壁やパルスブレードを連続使用するのもありでしょう。ただし、敵が散らばりやすく、要所が不安定な消耗戦向きではないですが……。