E3 2017 二日目の雑感(Cod WW2、モンハン)
前日に引き続き、E3の感想など。Call of Duty最新作のマルチプレイ公開やら、モンスターハンターワールドのお披露目やら。
PCゲーマー
- Lawbreakers
いつものことながら空気感漂います。スポーツ系FPSのLawbreakersは人口が稼げるのかが焦点であり、ゲームも内容もそうですが、夏までの広告活動が重要になってきそう。
UBI
紹介されたゲームの中で気になったものを
地味に任天堂とのコラボが一番の驚きだったかもしれない……。Wii UのときにZombie Uとかいう専用タイトル(のちに移植)出してましたし、それとの縁でしょうか?
ゲームとしてはシリーズ最新作のFarCry5と、宇宙シューターっぽいStarlinkの期待値が高いです。Starlinkはさじ加減次第な部分があって、いざリリースされてみないと分かんない部分が強いですが、ゲーム単体で遊べないとなると国内での展開に無理があるでしょうね。
ソニー
紹介されたゲームの中で気になったものを
- グランツーリスモ スポーツ
- みんなのGOLF
- アンチャーテッド ロストレガシー (動画)
- アンダーテイル 移植
- Days Gone (動画)
- モンスターハンター ワールド (動画)
- ワンダと巨像 リマスター? (動画)
- Call of Duty WW2 (動画)
- ゴッドオブウォー (動画)
- ディスティニー2 (動画)
- スパイダーマン (動画)
それはもう大作揃いではありますが、期待値を超えたような、超えてないような。モンハンが一応隠し球扱いなんでしょうが、事前のリークがあったのでサプライズ不足な感じはしました。実際、見ていた人は、「え……これで、終わり?」と感じた人が多かったのでは。
まぁ、この辺り期待感の裏返しではあるので、規模としてはE3最大級のものでして、現在のコンシューマ業界を反映させたものになっています。各ジャンルのゲームを一通り揃えており、期待のゾンビゲーDays Goneの新しい映像や、Codシリーズ最新作のマルチプレイについてもトレーラーが公開されています。
取りを務めたのはスパイダーマンですが、最後だけあって、中々期待できる感じになっていました。国内だと空気化しそうですが、このアクション性は良さそうに見えます。
PSVR
PS4、PS4プロの性能が足りてないので、どうもキラーコンテンツたり得ていないゲーム群になっています。描画しなければいけない情報量が増えるというVRの制約があるので、特にフォトリアル系のゲームはスペック不足が顕著であり、スカイリムVRなどはPS3水準のグラフィックになっています。
フレームレートが足りないと酔いの原因になりますし、スターチャイルドや、SUPERHOTのような抽象化されたデザインにしないと、今世代のゲーム専用機で満足なVR作品はは作れそうもないですね。VRを普及させるには時期尚早なので、ちょっと滑っていた印象。あと5年か10年か……とにかく、それ位しないと写実的な絵作りが難しいかと。
モンスターハンター ワールド
出るべくして出たというか、あまりにも遅かったイメージのある新生モンスターハンターですね。映像的にはリアル寄りになりましたが、果たしてゲーム性とのギャップをどう解消するのかというところ。
地形要素は相当あるみたいなんですが、それに頼り切りになると戦闘が薄味になるし、戦闘ごり押しで大丈夫にすると、過去からの変化がないと批判されますし、なんとも落としどころが難しそうな感じ。Coopゲーなのでどっちに寄せても問題がありますし、下手にシステムを複雑化させると連携が難しくなります。例えば、各プレイヤーのプレイスタイルが大きく違った場合、罠を張ってるのに仲間が突撃して台無しになったなど、モンスター討伐までの行動に齟齬が発生する危険が……。
そいうやナンバリング扱いじゃないですけど、最初がPSPだっただけに、本線は携帯機用のゲームって扱いなんですかね。
Call of Duty WW2
マルチプレイトレイラーの公開がありました。開発が順調なのかIWよりは若干タイミングが早いですが、BO3よりは少し遅め。発売日は例年通りの11月初頭で、今年は11月3日。ベーターは8月25日に開始みたいですね。
ゲームとしては映像としてのインパクトに舵を切ったように見えますが、まぁ結局はいつものCodという評価に収まるでしょう。映像の進化というのは最終的な評価に繋がりにくい面を持っていて、自然とそれが当たり前になるんですよね。進化は体感しづらく、退化は目に見えて分かってしまう。特に写実的な映像だとそれが顕著です。
トレーラー中にゲーム性に関して触れる部分は少ないですが、明確に示されている部分としては、着脱式アタッチメントの登場が示唆されています。例えばこのシーンですが、
前後で銃声が変わっているので、恐らくはサプレッサーを付けています。恐らくはサプレッサーの利用を現実に即した消耗品に変えて、影響力を抑制しようという狙いかと。銃声はAWの流用っぽいので、なにげに聞き慣れた音になっていて分かりやすい。その他、ドラゴンブレス(ショットガン用の焼夷弾)なんかが使われていました。
スコアストリークも継続のようで、F2 火炎放射器と、攻撃機、爆弾の投下あたりはそれに該当すると思われます。ディヴィジョン(クラス)紐付けみたいなので、これによる有利不利とかが発生する可能性が高いです。戦車はマップ兵器っぽく見えますね。
マップ構造もAWライクなのか、見慣れた3ライン構造になっています。IWは下手に変えようとして露骨に失敗していたので……。最終的なフィーリングは、夏のベータ次第といったところでしょうか。
プレステ2時代から考えるとほんとやっとかって感じ