ln dlc1 top

考察って言っても考察するような内容でもないので、主に感想ですね。ちなみに上記のような「マリオ」と「ピーチ姫」的なシーンは登場しません。多分、公式の悪のり。

ゲーム部分

内容としては、本編リトルナイトメアの1チャプター分くらいの内容になっています。あと2つ出るみたいなので、全部で本編の内容くらいになる予定なんでしょうか。DLC1つだけの感想としては、面白くなってきたところですぱっと終わる印象。概ね1時間程度のプレイ時間になると思います。本編のおまけ要素、おかわりといった印象が強いです。

DLC1では位置エネルギーをフィーチャーした内容になっており、序盤はシーソーを利用した高低差、後半は水位変更のパズルが登場します。本編同様のアクションとパズル性は健在で、初見殺し的な要素も薄れてよりパズル部分が洗練されています。

ln dlc1 suii

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ストーリー

信用できない語り手「子供」を主眼においたホラーという点は変わっていません。孤児の半生、トラウマをファンタジー的に脚色された世界で振り返っています。本編の主人公シックスは父親が自殺して(恐らく)孤児になっていますが、DLC1の主人公ランナウェイは海難事故か何かを彷彿とさせます。

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新規追加の敵役はなぞのキャミソール?おじさんです。禿げてるのにキャミソールとか、すげぇ変態だぜぇコイツ。

ln dlc1 boss

上は止めを刺している瞬間なので、なんかビリビリしていますが、別にエレキテルは纏ってません。テレビを水にぶち込んで倒しているわけですが、これが子供の脚色を含んでいることを鑑みると、現実の世界では女装趣味のおじさんを、ランナウェイが感電事故に見せかけて殺したとも取れますね。海難事故で1人だけ生き残る→変態叔父さんに引き取られる→殺す→孤児院に引き取られるあたりが現実の世界で起こった事件でしょうか。

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結末は本編にもあったこのシーン。ランナウェイ = 本編で管理人に連れて行かれた子供というわけですね。公式のかっこいいスクショはなんだったのか。シックスとの関係性は薄く、本編との接続性はごく僅かです。本編の謎を補完するような内容ではなく、あくまでサブシナリオという形を取っています。

ぶっちゃけ、DLCでようやく謎が解決するというのは、本編の構造に問題があることの裏返しなので、これが正しい形のDLCなんだとは思いますが。取り敢えずDLC2待ち。