tf2 monarch

今までにあった、タイタンの調整内容をまとめてみました。こうやって見ると、スコーチとイオン、トーンの差がすごい。

総合

修正通算
シャーシ 強化 弱体化
総合
  1. オーバーコアの強化 +50%
  1. ニュークリアイジェクトの弱体化
  2. ミニオン狩り時のメーター回収率減少 -50%
  3. シールドの弱体化 (メーター回収されるように)
  4. タイタン攻撃時のメーター回収率減少 -30%
  5. オーバーコアの弱体化 -50% (通算 0%)

タイタンのコア依存性が段々と下がっているのが特徴でしょうか。必殺技が強いと大味になりやすいので、オーバーウォッチなどでも見られる傾向です。オーバーコアは一端強化されて、また最近元に戻りました。

タイタン個別

通算すると相当変わっています。

修正通算
シャーシ 強化 弱体化
イオン
  1. -
  1. ヴォルテックスシールドの反射スプラッシュ低下 -80%
  2. レーザーショットの当たり判定減少
  3. レーザーショットの消費エネルギー増加 +20%
  4. レーザーショットのダメージ -15%
  5. レーザーコアのダメージ -30%
スコーチ
  1. ファイアウォールの射程増加 +25%
  2. 強化装甲の強化(軽減85%)
  3. テルミットランチャーの射線表示追加
  4. 火に油の強化(持続→CT短縮)
  5. フレイムシールドの持続増化 +33%
  6. 電気スモークによる消火を削除
  7. ダッシュ追加
  8. ファイアーウォールの射程増加 +40% (通算+75%)
  9. フレイムコアの射程増加 +40%
  10. 強化装甲の再強化(軽減100%、クリティカル消失)
  11. ワイルドファイアランチャの効果強化 (直撃ダメージ +25%)
  12. 焦土の持続増化
  1. インフェルノシールドの効果弱体化(通算は変化無し)
ノーススター
  1. フライトコアのレート上昇 +20%
  2. ダッシュのクールタイム減少 -16%
  1. プラズマレールガンのソードブロック貫通削除
ローニン
  1. ローニンソードのダメージ増化 +25%
  2. フェイズダッシュでトーンのロックが外れるように
  3. ダッシュのクールタイム減少 -16%
  1. ソードブロックの性能減少 -14%
トーン
  1. -
  1. 40ミリのスプラッシュダメージ低下
  2. ソナーロックの持続減少
  3. ソナーロックの射程減少
  4. パーティクルウォールの持続低下 -33%
  5. 追尾ミサイルのダメージ低下 -12.5%
    1. 追尾ミサイルの弾速低下
      1. サルヴォコアのダメージ低下 -22%
      2. 40ミリの直撃判定減少 -29%
        1. ソナーロックのCT増化+21%
        リージョン
        1. プレデターキャノンの発射レート増化 +10% (通算 +0%)
        2. ダッシュ追加
        1. ガンシールドの持続減少 -15%
        2. プレデターキャノンの発射レート低下 -10%
        3. スマートコアのロック時間増加
        4. 隠し弾倉時のパワーショットダメージ退化 -15%
        モナーク
        1. チェーンガンの装弾数増加 +14%
        1. エネルギーサイフォンのスタン効果減少

        相当に手が入っており、当初に比べるとかなりバランスが良くなりました。イオン、トーン、モナーク、ローニン、ノーススターは概ね横並び。重量系のスコーチ、リージョンは特定状況でのみ使うサブという状況でしょうか。

        イオン

        発売当初はトーンとの2強体勢でしたが、トーンの弱体化によって、右も左もイオンだらけの状況になったのが3月くらい? その後、イオンにもトーン並みの弱体化ラッシュが入って、ワイヤトラップ以外は軒並み弱くなりました。

        とはいえ苦手な相手がいないという状況は変わっておらず、優秀なユーティリティプレイヤーとして君臨しています。自身の耐久力に関してはピカイチ。

        ゼロコストワイヤーが無難だとは思いますが、グランドキャノン、ヴォーテックス増幅器も悪くないです。ヴォーテックス増幅器は即着弾の攻撃を跳ね返すときのみ効果を発揮するのですが、新たに即着攻撃を持つタイタン「モナーク」が追加されたので、これも結構実用的になりました。

        スコーチ

        壮大なる強化の嵐によって、ありとあらゆるアビリティが強化されています。特に7月分の上方修正は大きく、最近になってようやく普遍的に使えるタイタンになりました。今まで時間稼ぎしかできなかったのですが、攻めに使えるようになったのは大きいです。

        強化装甲は2度に渡って性能が向上しましたが、最近あったクリティカル削除、軽減率100%の上方修正が大きく、今だとインフェルノシールドのキットと並んで、優先度の高い専用キットとなっています。

        ノーススター

        初期にあったフライトコアの強化を除けば、殆ど変化していないのですが、周りが下がったので相対的に強いタイタンになりました。特にイオンのレーザーショット弱体化は大きく、それによって狙撃手としてのポジションを確立しました。

        キットはフライトコアの決定力が増すヴァイパースラスターが無難ですが、ツイントラップも悪くないです。

        ローニン

        初期に隆盛を誇っていたトーンへのカウンターとして微強化されたものの、当初からあんまり性能が変わっていないというのはノーススターと同じ。モナークという天敵が追加されたり、ソードブロックの性能が引き下げられたりで、一時期に比べると少し状況が悪くなっています。

        イオンに次ぐマルチロールタイプですが、経戦能力が低いので攻撃面はソードコア頼みという状況は変化してません。自身から切り込むのではなく、味方に切り込んで貰ってそのフォローをするというのが理想。

        キットはアースウェーブを2ストックにするサンダーストーム、フェイズダッシュのクールタイムを減少させる時空の歪み辺りが有力です。

        トーン

        当初はイオンとの2強でしたが、真っ先に下方修正を受けたシャーシです。その修正項目は相当な量になっており、変わってない部分が存在しない勢い。特にソナーロックと、サルヴォコアの下方修正は影響が大きく、その前後で性能ががらっと変わりました。

        今現在のトーンは味方の支援とパイロット排除が主目的で、タイタンとの戦いは少々不得手です。単独で闘うと有利な相手がいません。

        キットは「強化パーティクルウォール」か、「ロケットヴァレッジ」の2択。当初はソナーロックを強化する「パスルエコー」1択でしたが、肝心のソナーロックが持続、射程、クールタイムの全てが下方修正されており、今となっては過去の話。

        リージョン

        いつの間にか弱体化したり、強化されたりの大型タイタン。スマートコアの対パイロット性能が高すぎるので、一時期プレデターキャノンの発射レートが10パーセント下げられていましたが、結局ロック時間を延ばす方向で纏まったのか、今では元のレートに戻っています。スマートコアは初期の対人性能が失われているので、割と手動で攻撃した方が速かったり……。

        明言された下方修正はガンシールドの持続減少と、隠し弾倉を使ったときのパワーショットダメージの減少です。特に後者は最有力のキットだったので、それによって他の選択肢を考える必要が出てきました。

        火力特化故に欠点も多いので、概ね特定の状況でのみ採用するという形になると思います。その辺りはスコーチと同じ。最大の役割はローニンに対するカウンターなんですが、最近追加されたモナークに役割を取られかけ?

        モナーク

        新たに追加されたサブアタッカー、支援要員。火力と機動力を合わせ持っているので、普遍的に使えるのが強みです。エネジーサイフォンが弱体化していますが、支配力はあんまり変わっていない。

        構成としては、オーバーコア、アクセラレレーターの後方支援型か、ターボエンジン、ミサイルラック、強化シャーシの機動型かに分かれます。前者の方がイオンに対して強いですが、後者の方がローニンに対して強いです。

        オーバーコアが弱体化したことは、モナークにとっては追い風でした。元の火力が高いので、他のタイタンよりコアは溜まりやすいですし、出会い頭にコアを喰らうという事故が発生しにくくなって、むしろ闘いやすくなりました。相手がコアを溜める前に進化する必要も薄まったので、ターボエンジンで素の戦闘力を底上げするのも良いです。最初はネタかと思っていたんですが、ミサイルラックや大混乱を使うなら、オーバーコアより優先しても良いと思います。